ルバーブは多年生の植物で、学名はRheum rhabarbarumです。キュー王立植物園のPlants of the World Onlineは、自生地をシベリア南部から中国北部と中部までとし、主に温帯のバイオームに生える植物としています。ユタ州立大学エクステンションによると、数千年前から栽培され、17世紀に北米に伝わりました。
ルバーブはスペイン語、英語、日本語で何と呼ばれますか
残留農薬の基準値の対象となる食品を定めたEUの規則、USDA FoodData Central、日本食品標準成分表は、いずれもルバーブを同じ学名で扱っています。それぞれの呼び名は次のとおりです。
| 言語 | 呼び名 | 出てくる場所 |
|---|---|---|
| スペイン語 | ruibarbo | 欧州委員会規則(EU)2018/62のスペイン語版に「Ruibarbos」とあり、茎菜類(Tallos)の群に入っている |
| 英語 | rhubarb、garden rhubarb | 同じ規則の英語版に「Rhubarbs」、USDA FoodData Centralに「Rhubarb, raw」、日本食品標準成分表の英名に「Garden rhubarb」とある |
| 日本語 | ルバーブ、しょくようだいおう | 日本食品標準成分表の食品名で、しょくようだいおうを別名としている |
ルバーブはどの部分を食べ、どの部分を食べないのですか
米国国立医学図書館のMedlinePlusによると、有毒な成分はルバーブの葉に含まれ、茎は食べられます。EUの規則も、ルバーブの基準値を、根と葉を取り除いた茎に適用しています。
MedlinePlusは、葉を食べたときに起こりうる症状として、口やのどの焼けるような痛み、呼吸困難、吐き気やおう吐、赤い色の尿などを挙げています。重い中毒では腎不全になることがあり、死亡例も報告されていますが、まれだとしています。
| 部分 | 資料の説明 |
|---|---|
| 葉柄(茎) | MedlinePlusは、茎は食べられるとしている。ユタ州立大学エクステンションは、食べられるのは茎だけで、色は品種によって緑から赤まであるとしている |
| 葉身(葉の広がった部分) | MedlinePlusは、有毒な成分としてシュウ酸と、可能性のあるものとしてアントラキノン配糖体を挙げ、葉身に含まれるとしている。ユタ州立大学エクステンションは、収穫の際に葉はすべて取り除いて捨てるとしている |
| 葉柄の表皮と両端 | 日本食品標準成分表は廃棄部位としており、生の葉柄の重さの10%にあたる。成分値は可食部100gあたりで示している |
ルバーブの葉柄100gには何がどれだけ含まれていますか
USDA FoodData Central(SR Legacy、「Rhubarb, raw」)は100gあたり21kcal、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年は生の葉柄100gあたり23kcalとしています。USDAはビタミンKの値を、別の形の食品や似た食品をもとに計算または推定した値としています。
| 100gあたり | USDA:ルバーブ 生 | 日本:ルバーブ 葉柄 生 |
|---|---|---|
| 食物繊維 | 1.8g | 2.5g |
| カリウム | 288mg | 400mg |
| カルシウム | 86mg | 74mg |
| ビタミンC | 8.0mg | 5mg |
| ビタミンK | 29.3µg | 7µg |