バオバブの実は、アフリカのバオバブの木(Adansonia digitata)になる果実です。キュー王立植物園は、この木の自生地を熱帯アフリカと南部アフリカ、アラビア半島南部とし、upside-down tree(逆さまの木)、monkey bread tree、tebeldiなどの呼び名を挙げています。
バオバブはどの部分を食べるのですか
| 部分 | キュー王立植物園の説明 |
|---|---|
| 果実 | ほぼ円筒形で、長さは最大35cm、幅は13cm。密に毛が生え、中は粉状の果肉で満たされている |
| 果肉 | そのまま食べるほか、粥に混ぜたり、清涼飲料を作るのに使ったりする。キュー王立植物園はビタミンCが豊富だとしている |
| 種子 | 長さと幅がそれぞれ約1cmの、こげ茶色の小さな種子が果肉の中に多数ある。スープのとろみ付けに使われる |
| 葉 | 野菜として、またはスープに入れて食べる |
EUの認可は、バオバブの乾燥果肉について何を定めていますか
2008年6月27日の欧州委員会決定(2008/575/EC)は、バオバブの乾燥果肉を新規食品成分としてEU市場で販売することを認めています。PhytoTrade Africa社が2006年8月9日に英国当局へ申請し、英国の食品評価機関は2007年7月12日、提案された使用量であれば人が食べても安全だと結論づけました。この成分を含む食品の表示では、「Baobab fruit pulp」と記載しなければなりません。
2017年に実施規則(EU)2017/2470で作られた新規食品のEUリストも、この表示名を引き継ぎ、使用条件を「Not specified(指定なし)」としています。どちらの文書も、果実全体から製品を作る工程を次のように説明しています。
| 工程 | EUの文書の記述 |
|---|---|
| 収穫 | 果実を木から収穫する |
| 殻割り | 硬い殻を割って開く |
| 分離 | 果肉を種子と殻から分ける |
| 粉砕 | 果肉を粉砕し、粗いものと細かいもの(粒子径3〜600μ)に分けて包装する |
バオバブパウダー100gには何がどれだけ含まれていますか
USDA FoodData Centralは、SR Legacyのデータで、バオバブパウダー(Baobab powder)について次の値を示しています。USDAはこれらを、製造者が提供した分析値で、記録が不完全なものと区分しています。
| 成分 | 100gあたり |
|---|---|
| エネルギー | 250kcal |
| 食物繊維 | 44.5g |
| ビタミンC | 173mg |
| カルシウム | 342mg |
| カリウム | 2190mg |